【PPC広告の活用】行政書士のネット集客方法論(私見)

【PPC(CPC)広告】行政書士のネット集客方法論(私見)

今回は、PPC(CPC)広告の活用についてです。

 

2012年4/25にGoogleが行ったペンギンアップデートなどの内容からもわかるように、これからますます意図的なキーワードでホームページを上位表示させることが難しくなってくるでしょう。
ホームページを使った広告戦略は恐らく、このPPC(CPC)広告がメインとなる時代が来ると思います、というか来てます。このPPC(CPC)広告の使い方を知っておくことはものすごく重要になってきます。

 

PPC(CPC)広告ってなんなのか?

PPC(CPC)広告を知らない方の為にまず簡単な説明を。
PPC(CPC)とは、 Pay Per Click (Cost Per Click)の略で、クリック課金型の広告のことです。
YhooのスポンサードサーチやGoogleが提供しているアドワーズなどが代表的なもので、キーワード検索をした際に最上段や左端の方に表示されている検索結果のようなものがそうで、あらかじめ広告主が設定したキーワドの検索画面に自身のホームページのリンクが表示され、そのリンクをクリックされることで広告費が課金されます。1クリックに対して10円程度〜数百円という値段になっていて、入札方式でクリック単価が決定されるため、人気のあるキーワード(よく売れるキーワード)ほどクリック単価が高い傾向があります。
自分のホームページのリンクが検索画面の最上位に表示されることから、非常に多量のトラフィック(訪問者)を集めることができるので、クリックされた分だけのコストはかかるもののホームページを使って広告を打つには非常に便利なサービスです。

 

 

 さて、このようにクリックされただけ広告料金を払えばよく、そして特別なSEO対策をしなくても大量の閲覧者(トラフィック)を集めることができるこのPPC広告ですが、使い方を間違えると痛い目に合ってしまいます。
以下に、このPPC広告を使用する際のポイントを書いていきます。行政書士として開業する方は失敗しないようにしっかりとした前知識をつかんでおいてください。

 

コンバーション率の良いホームページを作る

当たり前すぎる話ですが、コンバーション率の良いホームページを作らなければ、何をやっても仕事は来ません。
コンバーションとは、”成約率”のことで「ホームページを見た人がどの程度の確率で依頼してくれるのか?」ということです。
いくらお金を掛けてトラフィックを集めたとしても、ホームページを見たお客さんが依頼してくれなければ意味がありませんし、コンバーション率が悪いと広告単価がバカみたいに高くなってしまって全然利益が出ないという事態になりかねませんので、しっかりと仕事が取れる内容のホームページを作っておく必要があります。
何でもいいからホームページにお客さんを集めればいいという訳ではありません。

 

コンバーション率の良いキーワードを選定する

これが結構難しいのですが、ホームページの内容同様大事な部分です。

 

たとえば、遺言書の代書を宣伝するホームページを作ってPPCに乗せようとします。その時、「遺言書」というキーワードで広告表示させたとしたらトラフィックは集まるでしょうが、コンバーション率が良いとは言えないのです。
単に「遺言書」だけで検索をしている人というのは、「遺言書って何?」という意図で検索している人かもしれませんし「遺言書の作成キットを買いたい!」と思っている人かもしれません。
その中には「遺言書の代書を頼みたい」と思っている人もいるかもしれませんが、そのような”見てもらいたい人”に当たる確率は低くなってしまいますので、必然的にコンバーション率は低くなり、無駄なクリック単価を支払う羽目になりかねません。

 

コンバーション率の良いキーワードを選定することとは”本当に見て貰いたい人が検索しそうなキーワードを絞る作業”ということになります。
上のような「遺言書の代書」を東京でやっているのならば、「東京 遺言書 代書」等といったキーワードまで絞るべきです。大阪の人がホームページを見たとしても、東京の書士に依頼はしないでしょうし、代書を希望していない人は「代書」というキーワドで検索するとは考えにくいですからこのようになります。
また、このようにニッチなキーワードにすることでクリック単価を低く抑えることもできます。Googleのアドワーズ広告を出そうとすると「遺言書」の1クリックあたりの単価はおよそ490円程度で、「遺言書 東京」のクリック単価はおよそ150円でした。

 

以上の2つのポイントを押さえればそれなりの結果がついてくるのではないかと思います。他にも色々とやっていくうちに見えてくるものがあると思いますので、無料で広告掲載ができるキャンペーンなどを利用して練習してみるのもいいかもしれませんね。

 

また、初心者の方にはこの本をお勧めします。
この本は入門書にもなっているので全く初めての方がアドワーズにトライする際にパソコンの横に置いて辞書のように使うこともできる優れものです。

 

・amazonn.comの平均カスタマーレビュー4.5
アドワーズの魔術師によるアドワーズ入門書
世界一読まれているグーグルアドワーズの本

 

 

 

↓押してくださるとうれしいです。


資格(行政書士) ブログランキングへ

 

 

<戻る 【緊急】行政書士のネット集客方法論(私見)

行政書士試験だからいつまでたっても合格できないんです。 次の記事>

 

若手行政書士ブログトップページに戻る

 

スポンサードリンク